もう蒸し器いらず!フライパンで作る絶品なめらかプリンのコツと裏技

フライパン

フライパンで作った焼きプリン

「プリンが食べたいけど、オーブンを使うのはちょっと面倒…」
「蒸し器なんて家にないし、わざわざ買うのもなあ…」

そんなあなたに朗報です。実はいつも使っているフライパンさえあれば、お店のようななめらかプリンができちゃうんです。しかも、火加減さえつかめばオーブンより簡単かも。実際にわたしも何度も作っては失敗し、ようやくたどり着いた黄金比と火加減のコツを、今日は余すところなくお伝えしますね。

なぜフライパンでプリンが作れるの?

プリンの加熱って、つまり「卵と牛乳のタンパク質を固める」こと。オーブンでも蒸し器でもフライパンでも、70~80℃くらいの熱をじんわり伝えられれば、ちゃんと固まるんです。

フライパンの底にお湯を張ってプリン型を並べ、フタをして弱火にかければ立派な即席蒸し器になります。蒸気は対流してフライパン全体を均一に温めてくれるので、ムラなく火が通るというわけ。深さのあるフライパンなら一度に3~4個は余裕で並べられますよ。

まずは型とフライパン選びから

道具が半分の成否を分けると言っても過言じゃありません。

プリン型は何を使う?

100均の耐熱ガラス容器やココット型で十分です。オーブン対応なら湯煎にも耐えられます。なければ小さめのマグカップでも。一度にたくさん作りたいときは、ダイソーやセリアのプリン型がコスパ最強。あとはアルミカップを安定させるために小さめのグラタン皿を使う裏技もあります。

フライパンは深さが命

浅いフライパンだとお湯が少なくて温度が安定しません。26cm以上の深型フライパンがベスト。もし浅型しかない場合は、お湯をこまめに足しながらやってみてください。ちなみに、ティファール 取っ手のとれる 深型フライパンのような取っ手が外せるタイプなら、そのままオーブンにも入れられて二刀流できちゃいます。

フタにひと工夫

蒸しているとフタの内側に水滴がついて、その水滴がプリン液の上に落ちると表面がボコボコに。これを防ぐには、フタをふきんやキッチンペーパーで包んでからかぶせるだけ。たったこれだけの一手間で、表面つるんとなめらかプリンに近づきます。

失敗しない!黄金比レシピ

まずは基本の配合から。卵液(全卵+卵黄)100gに対して砂糖は20gが、つるんとした王道の固さ。あっさりめが好きなら15g、しっかり甘めなら25gを目安に調整してみてください。

材料(4個分)

  • 卵…2個+卵黄…1個分
  • 牛乳…300ml
  • 砂糖…45g(卵液に対して約20%)
  • バニラエッセンス…少々

カラメルソースはこれで失敗知らず

フライパンに砂糖50gと水小さじ2を入れ、中火で加熱。絶対に混ぜずに、フライパンをゆすりながら色づくのを待ちます。カラメル色になったら火を止めて、熱湯小さじ2を加えて手早くゆすり、型に流す。

「カラメルって苦くなりがちで…」という声をよく聞きますが、色がつき始めたらあっという間。早めに火を止めるのがコツです。どうしても自信がなければ、共立食品 カラメルタブレットを型にポンと入れるだけでOK。味の仕上がりはぐっと安定します。

プリン液の作り方

  1. 牛乳を人肌程度に温め、砂糖を溶かす。沸騰させないこと。
  2. ボウルに卵を割りほぐし、1を少しずつ加えて混ぜる。泡立て器で勢いよく混ぜると気泡が入るので、菜箸でゆっくりが正解。
  3. 茶こしで2回こす。このひと手間で舌触りが段違いになる。
  4. カラメルを入れた型に静かに流し、表面の泡をスプーンですくう。

フライパンで蒸す!火加減こそ最大のコツ

準備ができたら、いよいよフライパン蒸しです。

  1. フライパンに型を並べ、プリン液の高さの半分くらいまでお湯を注ぐ。
  2. フタをして最初の1分だけ中火、沸騰してきたらとろ火(一番弱い火)にして10~12分。
  3. 表面がぷるんと固まったら火を消し、フタをしたまま5分余熱で蒸らす。

ここで重要なのが、「す」が入らない温度管理。プリン液の温度が80℃を超えると、タンパク質が急激に固まって気泡ができ、いわゆる「す」が入ります。フライパンで蒸すときは、お湯がぐつぐつ沸騰しすぎないように弱火をキープ。もしフライパンから蒸気が勢いよく出ているようなら、菜箸をフタに挟んでわずかに隙間を作ると温度が下がります。

もう一つ、型を並べる前に鍋底に布巾を敷いておくと、直接熱が伝わりすぎるのを防げて「す」対策になりますよ。

型からきれいに外すには?

粗熱がとれたら冷蔵庫で2時間以上しっかり冷やす。

型から取り出すときは、まず型のフチに沿って竹串を一周させて隙間を作ります。そのあと、型の底を50℃くらいのお湯に10秒ほどつけると、カラメルがゆるんでスポッと取れます。

それでも出てこないときの最終手段は、器をかぶせてひっくり返し、型の底を指でトントンと軽く叩く。振動で空気が入り、つるんと抜けます。

フライパンひとつでひろがるプリンレシピ

基本のプリンができるようになったら、アレンジも楽しんでみませんか。

かぼちゃプリン
牛乳の半量を裏ごししたかぼちゃペーストに置き換えるだけ。自然な甘みで砂糖も控えめに。

抹茶プリン
抹茶小さじ1を少量のお湯で溶き、牛乳と合わせてから茶こしでこす。抹茶の粒子が残りやすいので、こす工程はていねいに。

チョコレートプリン
刻んだビターチョコレート30gを温めた牛乳で溶かしてから砂糖を加える。甘さ控えめで大人の味に。

それでも失敗しちゃった人へ

「カラメルが固まって型から剥がれない」→ カラメルを型に入れたらすぐにプリン液を注いでください。固まる前に液と混ざることで、なじみがよくなります。

「舌触りがざらつく」→ 卵のこしが足りないサイン。茶こしは絶対に2回通しましょう。

「なんだか水っぽい」→ 牛乳の温度が低すぎて卵と乳化しなかったか、蒸し時間が足りなかった可能性が。型をゆすって表面が波打つようなら、もう2分追加してみて。

道具が少なければ少ないほど、ポイントを押さえれば逆に失敗も減るもの。蒸し器もオーブンもいらないプリンフライパン生活、ぜひ週末のおやつ時間に試してみてくださいね。ぷるんとなめらかな、できたての幸せが待ってますよ。

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