こんにちは。今日は「鉄フライパンを使ってみたいけど、ハードルが高そうでなかなか手が出せない」という方に向けて、お話ししていきますね。
実は私も昔、鉄のフライパンに一度挫折したクチです。買ってすぐサビさせてしまって、「もう二度と買わない」って思ったこともありました。
でも、結論から言うと、今ではもう鉄フライパンなしのキッチンには戻れません。だって、外はカリッと中はジューシーな餃子も、ふっくらした卵焼きも、この子がいれば思いのままなんですから。
「どうせ手入れが面倒なんでしょ?」と思ったあなた、ちょっと待ってください。今の鉄フライパンは技術が進化していて、昔のイメージとは全然違うんですよ。
というわけで今回は、初心者がつまずきやすいポイントを全部フォローしながら、選び方から使い方までじっくりお伝えしていきます。
なぜ今、鉄フライパンなのか
まず最初に、そもそもなぜ鉄フライパンが料理好きに選ばれ続けているのかをお話しします。
最大の理由は熱の伝わり方です。鉄は熱伝導がそこそこ高く、しかも蓄熱性に優れています。冷たい食材を入れたときに表面温度が下がりにくい。だからこそ、肉も魚も一気に高温で焼き固められる。表面はパリッと仕上がり、中はふっくらジューシーになるんですね。
フッ素樹脂加工のフライパンだと、食材を入れた瞬間に温度が下がりやすく、どうしてもべちゃっとした焼き上がりになりがち。でも鉄フライパンなら、プロと同じ土俵で焼き物ができる。この気持ちよさを知ってしまうと、もう戻れません。
それからもうひとつ、鉄には微量の鉄分が溶け出すという特性があります。もちろんこれで貧血が治るわけではありませんが、日常的に使うことで自然な鉄分補給につながります。サビない加工を施したモデルでもこの性質は変わりません。
耐久性も魅力です。フッ素樹脂加工のフライパンはどうしても表面が劣化して買い替えが必要ですが、鉄フライパンはちゃんと手入れをすれば何十年も使えます。むしろ使えば使うほど油がなじんで、一生モノの愛着が湧いてくる調理器具なんです。
重い・サビる・洗えない…鉄フライパンの「やめた理由」を解決する
ここからは、多くの人が鉄フライパンを諦めてしまう理由と、その解決策を具体的に見ていきましょう。
重くて腕が疲れる問題
「鉄フライパンは重い」。これは事実です。特に鋳物のタイプは片手で持つのが大変なものもあります。
でも、選び方次第でこの問題はクリアできます。たとえば[amazon_link product=”藤田金属 鉄フライパン”]は驚くほど軽量で、26cmサイズでも片手で楽に扱えます。厚みのある食材を焼くときだけ重さのあるものを使い、普段は軽量タイプを選ぶ、そんな使い分けも賢い方法です。
サビるのが怖い問題
これがみなさんの最大の不安ですよね。確かに、昔ながらの鉄フライパンは水分に弱く、洗った後にうっかり放置すると見事にサビます。
しかし、今は違います。たとえば[amazon_link product=”リバーライト 極 JAPAN フライパン”]は窒化加工という処理によって、驚くほどサビに強くなっています。使った後に油を塗らなくても大丈夫。私も愛用していますが、うっかり水につけっぱなしにしてもまったくサビませんでした。ビタクラフトのスーパー鉄も、同様の窒化加工が施されていて、初心者に優しいモデルです。
洗剤で洗えない問題
「洗剤を使うと、せっかくの油膜が落ちてしまう」という話、聞いたことがありますよね。これも昔の常識です。
今のおすすめモデルの多くは、スポンジに洗剤をつけて普通に洗えます。リバーライトや[amazon_link product=”ビタクラフト スーパー鉄 フライパン”]は使用前にわざわざ油返しをする必要もありません。調理後はお湯と洗剤でさっと洗い、水気を拭いて乾かせばOK。手入れの手軽さはフッ素樹脂加工のフライパンとほとんど変わりません。
最初の油ならしが面倒問題
新品の鉄フライパンは、最初に空焼きして油をなじませる「油ならし」が必要とされています。これが面倒で、鉄フライパンデビューをためらう人も多い。
ところがです。[amazon_link product=”藤田金属 GARTEN フライパン”]はハードテンパー加工という表面処理によって、なんと油ならし不要。買ってきてその日にすぐ使えます。届いたその日からアツアツの餃子が焼けるって、ワクワクしませんか。
初心者が鉄フライパンを選ぶときに見るべき3つのポイント
ここからは、具体的な選び方の基準をお伝えします。ざっと目を通しておけば、お店で迷わずに済みますよ。
加工の種類で手入れの楽さが決まる
鉄フライパンは大きく分けて3種類あります。
ひとつめは、昔ながらの何も加工していないタイプ。サビやすく手間はかかりますが、油のなじみが良く、育てる楽しみがあります。山田工業所の打ち出しフライパンが代表的です。
ふたつめは窒化加工タイプ。表面に窒素を浸透させて硬くし、サビにくくしたものです。先ほど紹介したリバーライトやビタクラフトがこのタイプ。手入れのストレスが圧倒的に少なく、初心者にいちばんおすすめです。
みっつめはハードテンパー加工。表面に酸化被膜を作ることでサビを防止しつつ、油ならしも不要にしたものです。藤田金属が採用していて、とにかく最初のハードルを下げたい人にぴったり。
サイズは家族の人数ではなく、よく作る料理で決める
鉄フライパンのサイズ選びは重要です。大きすぎると重くて出番が減り、小さすぎると料理がはみ出してストレスになります。
ひとり暮らしなら20cm~22cmがベター。ちょっとした炒め物や目玉焼きにちょうどいいサイズ感です。
ふたり暮らしなら24cmでほとんどの料理がまかなえます。ふたり分のステーキを焼くのも、チャーハンを作るのも快適。
家族三人以上なら26cm~28cmがおすすめ。ただ、28cmになるとかなり重量があるので、軽量モデルを選ぶか、深めの24cmでカバーするという選択肢もあります。
私が特におすすめしたいのは、ちょっと深さのあるタイプです。カレーや煮物にも使えるので、出番がぐっと増えます。ビタクラフトのスーパー鉄深型や、[amazon_link product=”藤田金属 深哲”]は炒め物から煮込み料理までこなせる優秀な子です。
重さを必ずチェックする
オンラインで買うときに見落としがちなのが重さです。26cmの鉄フライパンで1kgを切るものは軽量タイプ、1.2kgを超えるとずっしりした重量感があります。
女性が片手で扱うなら、1kg以下がストレスなく使える目安です。藤田金属やリバーライトはこの点でも優秀。逆に、じっくり焼きたい料理が多いなら、あえて重量のある山田工業所やOIGENの[amazon_link product=”OIGEN 及源鋳造 鉄フライパン”]を選ぶのもアリです。
失敗しない鉄フライパンの使い方、最初の3ステップ
さて、いよいよ使い方です。たった3つのステップで、あなたも今日から鉄フライパンマスターです。
まずは中火でじっくり温める
鉄フライパンは蓄熱性が高いので、強火で一気に熱する必要はありません。中火で1~2分、じわじわと全体を温めてください。フライパンからうっすら煙が立ち始めたら準備OK。
油を入れたらフライパンを回して全体に行き渡らせ、一度油を戻します。これが「油返し」です。フライパンの表面に薄い油膜を作ることで、食材がくっつくのを防げます。窒化加工のモデルならこの工程を省いても大丈夫なものが多いです。
食材は常温に戻してから入れる
冷蔵庫から出したての冷たい肉をそのまま入れると、温度差でくっつきやすくなります。調理を始める15分前に冷蔵庫から出し、常温に戻しておくのがコツです。
それから食材を入れたあとは、すぐに触らないこと。表面が焼き固まるまでじっと待つんです。30秒ほど経ってからフライ返しでそっと持ち上げてみて、自然に剥がれるようならひっくり返しどき。無理に剥がそうとすると、せっかくの表面がボロボロになってしまいます。
調理後は熱いうちにお湯でさっと洗う
食べ終わってからのんびり洗う、これは鉄フライパンにおいてはご法度です。できれば食べる前に洗ってしまうくらいの気持ちで。
熱いフライパンにお湯をかけると、ジュッと音がして汚れが浮きます。スポンジで軽くこすり、洗剤を使ってさっと洗います。窒化加工タイプなら洗剤も問題ありません。
洗ったら火にかけて水分を完全に飛ばします。ここがサビ防止の最重要ポイント。うっすら煙が出るくらいまで加熱して、完全に乾かしてからしまいましょう。長期保存するときは、キッチンペーパーで薄く油を塗っておくと安心です。
どうしてもくっつく、焦げた、サビた…そんなときのリカバリー術
「せっかく買ったけど、うまく使いこなせないかも」という不安がありますよね。大丈夫です。鉄フライパンは多少の失敗ならいくらでもリカバリーできる、それが最大の強みなんです。
焦げ付いてしまったとき
調理後に黒い焦げがこびりついたら、金タワシでゴシゴシこすって落とします。フッ素樹脂加工のフライパンでは絶対にできない荒技ですが、鉄フライパンなら大丈夫。焦げを落としたら、あらためて空焼きして油をなじませれば復活します。
うっかりサビさせてしまったとき
これも金タワシの出番です。サビの部分をしっかりこすって取り除き、洗剤で洗ってから空焼きします。煙が出なくなったら火を止め、薄く油を塗ってなじませれば元通り。むしろこの工程を経験すると、「少々のことでは壊れない」という安心感が生まれて、ますます愛着が湧きます。
長期間使わなかったとき
久しぶりに出したらなんだか白っぽくなっていた、という経験はありませんか。これは油が劣化しただけ。軽く洗って空焼きし、新しい油をなじませれば問題なく使えます。
こうしたリカバリーができるからこそ、鉄フライパンは一生モノなんですよね。失敗を恐れずに、どんどん使ってみてください。
あなたにぴったりの鉄フライパンを見つけよう
さて、ここまで読んでいただいて、鉄フライパンへのハードルが少し下がったのではないでしょうか。最後に、タイプ別のおすすめを簡単にまとめます。
「とにかく手入れが楽なものがいい」という方は、迷わず窒化加工モデルを選んでください。リバーライトの極シリーズは、その中でもいちばん王道です。サビにくく、重すぎず、デビューにふさわしい一本。ビタクラフトのスーパー鉄も、調理前の油返しが不要で、毎日の時短になります。
「軽さを重視したい」という方には、藤田金属の一択です。特にGARTENシリーズは油ならし不要という衝撃の手軽さ。賃貸の小さなキッチンでも気軽に使えます。
「重くてもいいから、本格的な焼き上がりを追求したい」という方には、山田工業所や及源鋳造がしっくりきます。ずっしりとした厚みが蓄熱性を生み、ステーキやハンバーグが劇的に美味しくなります。
自分のキッチンスタイルやよく作る料理を思い浮かべながら、ぴったりの一本を選んでみてくださいね。最初はちょっとしたコツが必要かもしれませんが、慣れてしまえばこっちのものです。
さあ、あなたもそろそろ、鉄フライパンでの料理を始めてみませんか。今夜の食卓が、きっといつもよりちょっと美味しくなりますよ。

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