フライパンで簡単!パスタの茹で方と失敗しないコツ

フライパン

パスタを茹でるのって、ちょっと面倒じゃないですか?

大きい鍋を出して、たっぷりのお湯を沸かして、吹きこぼれないように見張ってて……。食べ終わった後の洗い物も多くて、「今日はパスタの気分じゃないな」ってなりがちですよね。

でも、実はそれ、いつものフライパンで解決できるんです。

この記事では、「フライパンでパスタを茹でる」と検索したあなたに、今日からすぐ真似できる超簡単な茹で方から、ワンランク上のテクニックまで、会話するようにお伝えしていきます。

なぜフライパンでパスタを茹でるのがアリなのか

まずは素朴な疑問、「鍋じゃなくてフライパンで大丈夫なの?」から片付けましょう。

結論から言うと、全然大丈夫です。むしろ、いいこと尽くめ。

フライパンで茹でる最大のメリットは 「お湯の量が少なくて済む」 こと。少ない水で済むから、沸騰までの時間が圧倒的に短い。水道代もガス代も節約できて、しかも時短になる。いいことしかありません。

さらに、この後紹介する方法を使えば、茹でている間ずっとキッチンに張り付いている必要もなくなります。

洗い物がフライパンひとつで終わる日だって夢じゃない。後片付けのストレスから解放されると思うと、パスタがぐっと身近な存在になりますよ。

あなたのフライパンは何センチ?サイズ別で見る茹で方の基本

「よし、フライパンで茹でてみよう」と思ったあなた。ちょっと待ってください。あなたが普段使っているフライパンは何センチですか? 26cmか、28cmか、はたまた20cmか。実はこのサイズによって、ベストな茹で方が変わるんです。

26cmのフライパンをお持ちのあなたへ

これがいちばん多い、標準サイズのフライパンですよね。1人前を茹でるのに本当にちょうどいいサイズ感。

このサイズで注意したいのは、パスタを半分に折ってから入れること。折ることに抵抗がある人もいるかもしれませんが、フォークで巻きやすくなるし、味に影響は一切ありません。むしろ食べやすくなるメリットもある。気にせずポキッとやりましょう。

28cm以上のフライパンをお持ちのあなたへ

あなたはラッキーです。このサイズなら、何とパスタを折らずにそのまま茹でられます。これは結構なストレスフリー。麺が柔らかくなってくるにつれて、自然とお湯の中に浸かっていきます。深型のフライパンなら、煮込み料理にも使えるので、ひとつ持っておくと本当に便利です。

20cmの小さめフライパンしかないあなたへ

1人前を茹でるなら問題なくできます。パスタを半分に折って、水の量を少なめにして、後述する「水から茹でる方法」が特におすすめ。お湯が少ないぶん、短時間で沸騰しますからね。

時間がない日の救世主!「水から茹でる」衝撃の裏ワザ

「お湯を沸かす」その待ち時間すら惜しい。そんなあなたにぜひ試してほしいのが「水から茹でる」方法です。

鍋でパスタを茹でる時は「たっぷりのお湯をぐらぐらに沸かしてから」が基本でした。でも、フライパンなら水からパスタを入れちゃってOK。水と一緒に麺を加熱していくイメージです。

基本の手順はこちら。

  • フライパンにパスタ100gと水400ml、塩小さじ1/2程度を入れる。
  • 火にかけて、時々菜箸で混ぜる。くっつき防止になります。
  • 沸騰したら、パッケージの茹で時間より1分ほど長めを目安に、お好みの硬さになるまで中火で茹でる。

沸騰してから麺を入れる方法に比べて、仕上がりが「もっちり」する傾向があるんです。これはこれでスープパスタやクリーム系のソースによく絡んで美味しい。何より、キッチンに立っている時間が本当に短くなります。

驚きの手抜き!余熱で「ほったらかし茹で」のススメ

「水から茹でる」をもっと進化させたのが、余熱を利用する方法です。火加減を見ているのが面倒、ついスマホを見てしまって吹きこぼす……という方にこそ知ってほしい。

手順はさらにシンプルです。

  • フライパンに折ったパスタ、水、塩を入れて火にかける。
  • 沸騰したら、火を止めてフタをする
  • あとは規定の茹で時間、ほったらかしで待つだけ。

これ、本当にちゃんと茹だるんです。火を使っている時間が数分で済むから、光熱費の節約にもなるし、夏場はキッチンが暑くならないというおまけつき。ただし、麺の太さによって茹で時間が変わるので、1.6mmや1.7mmなど一般的な太さのスパゲッティで試してみてください。初めての時は、指定時間+1分くらいで一度食べてみるのがおすすめです。

麺もソースもワンパンで!だけど「オイル系」がうまくいかないあなたへ

SNSでよく見かける「ワンパンパスタ」。フライパンひとつで麺を茹でて、そのままソースも作ってしまう夢のような調理法です。具材と一緒に麺を茹でることで、お手軽に一品完成するのが最大の魅力ですよね。

でも、実際にやってみた人からは「なんか水っぽい」「ペペロンチーノみたいなオイル系パスタが美味しく作れない」という声も聞きます。これは、茹で汁に溶け出したデンプン質で麺にぬめりが出て、油と乳化しにくいのが原因。

そこでおすすめなのが、「先に素パスタを作ってしまう」という逆転の発想です。

やり方はこう。

  1. フライパンで通常通り麺だけを茹で、ザルにあける。
  2. そのフライパンをさっと拭いて、オイルや具材を炒める。
  3. 炒めた具材に、茹で上がった麺と、取っておいた茹で汁をお玉1杯分ほど加えて一気に和える。

これだけで、オイル系パスタが見違えるほどパラッと美味しく仕上がります。茹で汁のデンプンが良い仕事をしてくれるので、乳化もバッチリ。洗い物は増えますが、フライパンひとつはそのままです。「なんだかベチャッとする」と悩んでいたなら、ぜひ一度試してみてください。

もっと美味しく!フライパン調理に最適な麺とツールの話

せっかく手軽に作れるようになったのだから、素材や道具にもちょっとこだわってみませんか。ここからは、あなたのパスタライフをさらに楽しくするアイテムを紹介します。ここで登場する商品名は、iphoneのようにリンクしておきますね。

フライパンはどれを選ぶべき?

色々試した結論から言うと、直径28cm以上の深型フライパンがひとつあれば最強です

例えば、ティファール インジニオ ネオ 深型フライパン 28cmは、取っ手が取れて収納もしやすいですし、深さもあるのでパスタはもちろん、ちょっとした煮物までこなせます。

「もっと手軽に試したい」という方には、アイリスオーヤマ フライパン 26cmのようなお手頃価格のものでも十分。コーティングがしっかりしているものを選ぶと、後片付けも楽ですよ。

パスタは何がいい?

フライパンでの茹でやすさを考えるなら、ロングパスタよりショートパスタのほうがさらに楽。ペンネやフジッリなら、フライパンの形を選ばず、折る手間もなく投入できます。

ロングパスタを作るなら、断面が楕円形のリングイネや、やや細めのスパゲッティーニがくっつきにくくておすすめです。バリラ スパゲッティーニなどは、どこのスーパーでも手に入りやすいですね。

よくある失敗とその対策:これで今日からあなたもパスタ名人

最後に、フライパンパスタでありがちな「失敗」とその対策をまとめました。あなたの「なんで?」がここで解決するはずです。

Q. 麺がくっついてダマになってしまうんです。
A. これは一番多い悩みですよね。原因は「投入した直後に麺をほぐしていない」こと。フライパンに麺を入れたら、30秒くらいは菜箸で優しく混ぜ続けてみてください。表面のデンプンがお湯に溶けて、くっつきにくくなります。あとは、水の量が少なすぎる可能性も。麺がしっかりお湯に浸かるよう、平らにならして入れましょう。

Q. 水の量と塩加減がいつも適当になってしまいます。
A. 基本の黄金比は「パスタ100gに対して水400ml、塩小さじ1/2(約3g)」です。これを覚えておけば、1人前でも2人前でも応用が効きます。ただし、冒頭で話した「余熱でほったらかし茹で」をする場合は、水を50mlほど多めにすると安心です。

Q. 茹で上がりがベチャッとしてしまいます。
A. これは茹ですぎか、ザルに上げてから放置しすぎたのが原因かもしれません。フライパンで茹でると、鍋よりも茹でムラができやすいと感じることも。規定時間の1分前からこまめに食べて、硬さを確認するのが失敗しないコツです。理想は「アルデンテよりちょっと硬い」状態で火から下ろすこと。余熱でちょうど良くなります。


さて、ここまで読んでみていかがでしたか? 「パスタを茹でる」という行為そのもののハードルが、ぐっと下がったんじゃないでしょうか。

最後にもう一度だけ言わせてください。フライパンでパスタを茹でる、これはもう立派な「料理の知恵」です。面倒くさがりでも、忙しくても、美味しいものが食べたいという欲張りなあなたの強い味方になってくれます。

今夜あたり、いつものフライパンで、あなたの大好きなパスタを作ってみませんか? 今までよりちょっとだけ、気楽な気持ちでキッチンに立てるはずです。

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