「フライパンを新しくしたいけど、軽さとくっつきにくさ、どっちを優先すればいいんだろう」
「貝印のフライパンって種類が多くて、結局どれが自分に合ってるのかわからない…」
キッチン用品売り場や通販サイトで、そんな風に立ち止まった経験はありませんか。毎日使う調理道具だからこそ、重さや手入れの手間、どんな料理に向いているかをちゃんと知ってから選びたいですよね。
この記事では、貝印が展開する多彩なフライパンの中から、素材や使い心地にこだわって本当におすすめできる8つのモデルを厳選して紹介します。「とにかく軽いものがほしい」「本格的な炒め物がしたい」「長く使える一生ものに出会いたい」というように、あなたの使い方にぴったり合う一本がきっと見つかるはずです。
貝印のフライパン、まずは全体像をつかもう
貝印は刃物や調理器具で120年以上の歴史を持つ老舗メーカー。フライパンにおいても「軽くて使いやすい」シリーズがロングセラーになっていて、家庭用からプロ仕様まで幅広く手がけています。
大きく分けると、素材は次の3つ。
- アルミニウム(コーティング加工)
- 鉄
- ステンレス
それぞれにメリット・デメリットがあるので、まずは素材ごとの特徴を知っておくと選びやすくなります。
アルミニウムフライパンはこんな人におすすめ
アルミは熱伝導がとても良い素材。貝印の「軽くて使いやすいフライパン」シリーズはここに分類されます。本体が軽く、コーティングで焦げ付きにくいので、料理初心者さんや「とにかくラクに調理したい」という人にぴったり。
弱点はコーティングの寿命があること。空焚きや強火での使用、金属ヘラの使用は避ける必要があります。丁寧に扱ってあげれば長く使えます。
鉄フライパンはこんな人におすすめ
鉄は蓄熱性が高く、一気に高温にできるのが魅力。貝印には「鐵(くろがね)」や「鉄野菜炒めフライパン」といった人気モデルがあります。使うほどに油がなじんで表面が強化され、くっつきにくくなっていく育てる楽しみも。
デメリットは重さと手入れの手間。使った後は洗剤を使わずにたわしで洗い、空焼きして水分を飛ばしてから油を薄く塗る必要があります。ただ貝印の鉄フライパンは窒化処理が施されていて、一般的な鉄フライパンより錆びにくく、最初の空焼きが不要なのでハードルはぐっと下がっています。
ステンレスフライパンはこんな人におすすめ
貝印が国内総発売元をつとめる「ビタクラフト」は、業務用としても使われる多層ステンレス鋼フライパン。コーティングが剥がれる心配がなく、金属ヘラも食洗機もOK。正しい予熱と油返しさえ覚えれば、無加工のステンレスでも驚くほどくっつきません。
値段は張りますが、一生ものとして長く使いたい人に向いています。
アルミ派必見!軽さ重視ならこの3モデル
軽くて使いやすいフライパン 26cm
貝印を代表するベストセラーがこの「軽くて使いやすいフライパン」。26cmで約530gという軽さは、実際に手に取ると「え、こんなに軽いの?」と驚くレベル。片手でひょいと持ち上げられて、お皿に盛り付けるときもストレスがありません。
底面にステンレス板を貼った多層構造で、ハードコートアルマイト加工によりゆがみにも強い。内面は2層のふっ素コーティングで、卵焼きもスルッと仕上がります。
注意点はガス火専用だということ。IHをお使いなら、次に紹介するIH対応モデルを選んでください。
軽くて使いやすいフライパン IH 26cm
「軽さはそのままに、IHでも使いたい」という要望に応えたモデル。底面にIH対応のステンレス板を貼り、熱変形にも強い設計です。内面はセラミックを配合した硬質3層コーティングで、標準モデルより耐久性がアップしています。
重さは26cmで約585g。ガス火専用モデルよりわずかに重くなりますが、それでも十分軽量です。IH派の方はこちら一択でしょう。
軽くて使いやすいフライパン プラチナ 26cm
「もっと長持ちするのがほしい」という人におすすめなのがプラチナモデル。内面にプラチナセラミックコートを採用していて、滑りやすさと耐久性がワンランク上。外側にもセラミックコートが施されているので、側面の焦げ付きも気になりません。
標準モデルより少しお値段は上がりますが、「どうせ買うなら良いものを」と考える方に。こちらもガス火専用なのでご注意を。
コスパ重視ならこのモデル
SELECT100 フライパン 26cm
貝印が2020年に立ち上げた「SELECT100」は、ものづくりの工程を見直すことで高品質と手頃な価格を両立したブランド。内面はシルクのようなサラサラ感触のふっ素樹脂コーティングで、外側も耐熱塗装仕上げ。
ガス火・IH両用で、ハンドルは握りやすいベークライト製。重さは26cmで約600g前後なので、「軽くて使いやすい IH」とほぼ同等。カラーバリエーションも豊富で、キッチンに置いておきたくなるデザインです。
「初めての一人暮らし」「サブのフライパンがほしい」というときに選びやすい価格帯なのもうれしいポイント。
本格派にこそ使ってほしい鉄フライパン2選
貝印 鐵フライパン 26cm
「野菜炒めがベチャッとなってしまう…」そんな悩みを解決してくれるのが鉄フライパン。貝印の「鐵(くろがね)」は、長年愛されている定番モデルです。
使うほどに油がなじんで表面が強化され、徐々にくっつきにくくなっていきます。鉄ならではの高い蓄熱性で、一気に炒めると野菜はシャキッと、肉は香ばしく焼き上がります。
26cmで約850gとアルミよりは重いですが、この重さが安定感につながり、コンロの上でズレにくいというメリットにも。窒化処理済みで空焼き不要なのも、鉄フライパン初心者にはありがたい仕様です。IH対応。
貝印 鉄野菜炒めフライパン 26cm
2024年にリニューアルされたこのモデルは、その名の通り野菜炒めに特化した設計。底面を厚く、側面を薄くすることで、蓄熱性と軽さを両立しています。
底面の厚みで熱をしっかり蓄えてくれるので、野菜を入れたときの温度低下が少なく、水分が出にくい。だからこそシャキッと仕上がるんですね。26cmで約780gと、「鐵」よりも軽くなっているので、鉄フライパンに興味があるけど重さが心配という人にぴったりです。
一生ものに出会いたいならステンレス
ビタクラフト フライパン 26cm
「コーティングが剥がれて買い替えるのはもう嫌だな」と思ったことはありませんか。ビタクラフトは多層構造のステンレス鋼でできていて、コーティングそのものが存在しません。だから剥がれる心配ゼロ。
5層または7層の構造で熱伝導がとても良く、適切な予熱と油返しをすれば、無加工のステンレスでも驚くほど食材がくっつきません。金属ヘラも使えるし、食洗機にも入れられる。手入れの気楽さはピカイチです。
26cmで約1.1kg、価格も1万円台後半と決して安くはありませんが、「いいものを長く使いたい」という価値観の方にはこれ以上ない選択肢です。
失敗しない!素材別の選び方まとめ
ここまで読んで、「やっぱり迷う…」という方のために、選び方のポイントを整理します。
- とにかく軽さが最優先 → 軽くて使いやすいフライパン 26cm(ガス火専用)
- IHで軽いものがほしい → 軽くて使いやすいフライパン IH 26cm
- 軽さ+耐久性なら → 軽くて使いやすいフライパン プラチナ 26cm
- コスパとデザイン重視 → SELECT100 フライパン 26cm
- 本格的な炒め物をしたい → 貝印 鐵フライパン 26cm
- 野菜炒めを極めたい → 貝印 鉄野菜炒めフライパン 26cm
- プロ仕様の仕上がりを求める → ビタクラフト フライパン 26cm
貝印のフライパンを長く使うためのポイント
せっかく選んだフライパン、できるだけ長く快適に使いたいですよね。素材別に気をつけたいお手入れのコツをお伝えします。
アルミ(コーティング)の場合
一番気をつけたいのは「空焚き」と「強火」。コーティングが傷む最大の原因です。中火以下でじっくり加熱する習慣をつけてください。洗うときは柔らかいスポンジを使い、金属たわしは厳禁。傷がつくとそこからコーティングが剥がれやすくなります。
鉄の場合
使い終わったら熱いうちにたわしで水洗いします。洗剤は油のなじみを落としてしまうので基本的に不要。洗ったら火にかけて水分を完全に飛ばし、薄く油を塗って保管します。最初は少し面倒に感じるかもしれませんが、この習慣がフライパンを育てていくと思えば愛着も湧いてきます。
ステンレスの場合
コーティングがないのでお手入れ自体はとても簡単。ただ、焦げ付かせてしまうと落とすのに手間がかかります。コツは「しっかり予熱してから油を入れる」こと。水滴を落として玉になって転がるくらいまで温まったら、火を弱めて油をなじませてください。これを守るだけで、くっつきにくさが段違いになります。
毎日使うフライパンだからこそ、自分の料理スタイルや手入れの手間、キッチンの熱源に合ったものを選びたいですよね。
「軽さ」で選ぶならアルミ、「味」で選ぶなら鉄、「一生もの」を求めるならステンレス。貝印のフライパンは、そのどれもが高品質で、選んだ後の満足感が続くラインナップです。この記事が、あなたにぴったりの一本を見つけるきっかけになればうれしいです。
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