キッチンの包丁、みなさんはどこに収納していますか。
「マグネットバーに出しているけど、見た目が気になる」
「シンク下の扉裏に吊るしているけど、出し入れが面倒」
「カウンターに包丁スタンドを置いているけど、場所を取る」
そんなふうに感じたことはありませんか。
包丁の収納でいちばん多い悩みのひとつが、「しまい場所に困る」という問題です。特に、小さなお子さんがいる家庭では、包丁を出しっぱなしにできないという安全面の不安もあります。
そんなときに注目したいのが、包丁の引き出し収納です。カウンターがスッキリするだけでなく、ホコリを防げて、見た目もすっきり収まります。
この記事では、包丁を引き出しに収納するメリットとデメリット、収納方法の種類、そして2026年7月現在、実際に購入できるおすすめの収納グッズを紹介します。自分に合った収納方法を見つけるための判断材料として、ぜひ参考にしてください。
包丁を引き出し収納するメリットとデメリット
まずは、包丁の引き出し収納を導入する前に知っておきたいメリットとデメリットを整理しておきましょう。
メリット
カウンターがスッキリする
包丁をカウンターに出しておく必要がなくなるので、調理スペースを広く使えます。特にキッチンが狭い家庭では、このメリットは大きいです。
ホコリや油汚れを防げる
出しっぱなしにすると、どうしてもホコリやキッチンの油汚れが付着します。引き出しにしまえば、そうした汚れから包丁を守れます。
見た目がすっきりする
包丁を隠せるので、キッチン全体の見た目がすっきりします。インテリアにこだわる人にも、引き出し収納は向いています。
デメリット
出し入れに一手間かかる
マグネットバーやカウンタースタンドに比べると、引き出しを開けて包丁を取るという動作が増えます。頻繁に包丁を使う人にとっては、この手間が気になるかもしれません。
引き出しのスペースが必要
包丁を収納するための引き出しをひとつ確保する必要があります。キッチンの収納スペースが限られている場合は、導入前に引き出しのサイズをよく確認しましょう。
お子さんの手が届く可能性がある
引き出しを開ければ包丁が取れる状態になるため、小さなお子さんがいる家庭では安全面に注意が必要です。このデメリットをカバーするのが、後述するチャイルドロック付きの製品です。
包丁の引き出し収納には2つの方法がある
包丁を引き出しに収納する方法は、大きく分けて2種類あります。
縦置きタイプ(前板取り付け型)
引き出しの前板の内側に包丁差しを取り付ける方法です。引き出しを少し開けるだけで包丁が取り出せるのが特徴で、省スペースで収納できます。
横置きタイプ(トレー型)
引き出しの中に専用のトレーを置いて、包丁を横にして並べる方法です。ネジ止めが不要で、引き出しに置くだけなので手軽に導入できます。
どちらの方法にもメリットとデメリットがあります。自分のキッチンの引き出しのサイズや、包丁の使い方に合わせて選ぶのがおすすめです。
それでは、実際に購入できる製品を、縦置きタイプと横置きタイプに分けて紹介します。
縦置きタイプのおすすめ収納グッズ
縦置きタイプは、引き出しの前板の内側に取り付けるタイプです。引き出しを開けると包丁が正面を向いて立っているので、出し入れがスムーズです。
1. オークス 引出収納用包丁差し ロック付きタイプ (JE5L)
オークスの引出収納用包丁差しは、縦置きタイプの代表的な製品です。この製品の最大の特徴は、簡易ロック機構が付いていることです。
- 特徴:引き出しの前板裏面に取り付ける縦置きタイプ。収納本数は4本で、刃渡り210mmまでの包丁に対応します。
- メリット:ロック付きなので、小さなお子さんがいる家庭でも安心して使えます。省スペースで収納できるのも大きなメリットです。
- デメリット:取り付けにはネジ止めが必要です。賃貸住宅などで壁や家具に穴を開けられない場合は、導入が難しい場合があります。
- 向いている人:キッチンスペースを有効活用したい人、小さなお子さんがいる家庭、頻繁に包丁を使う人。
- 向いていない人:レンタル住宅などで取り付けが難しい人、引き出しの前板の構造に合わない場合があるので事前確認が必要です。
- 購入前の注意点:取り付け前に引き出しの前板の厚みや構造を確認しましょう。取り付けが難しい場合は、後述する横置きタイプも検討してください。
2. オークス 引出収納用包丁差し ロック無しタイプ (JE5)
同じオークスからは、ロック機能を省いたシンプルモデルも販売されています。
- 特徴:JE5Lと同じサイズ・収納本数ですが、ロック機能がありません。
- メリット:ロック付きモデルより価格が抑えられています。
- デメリット:お子さんのいたずら防止機能がないため、小さな子どもがいる家庭では注意が必要です。
- 向いている人:子どもがおらず、コストパフォーマンスを重視する人。
- 向いていない人:小さなお子さんがいる家庭。
- 購入前の注意点:こちらもネジ止めが必要です。取り付けの可否を事前に確認しましょう。
3. オークス 引出し用包丁差し (JEF-5L)
こちらは、取り外してカウンターに置くことも可能なハイブリッドタイプです。
- 特徴:簡易ロック機構付きで、固定して使うことも、取り外してカウンターに置くこともできます。
- メリット:収納場所を状況に応じて変えられるので、使い勝手がいいです。ロック付きなので安全性も確保されています。
- デメリット:固定式より価格が高めです。
- 向いている人:収納場所を決めかねている人、賃貸で固定できないがカウンター置きも検討したい人。
- 向いていない人:完全に固定して使いたい人。
- 購入前の注意点:カウンターに置く場合は、包丁スタンドとしての安定性も確認しましょう。
横置きタイプのおすすめ収納グッズ
横置きタイプは、引き出しの中にトレーを置くだけのタイプです。ネジ止め不要で手軽に導入できるのが魅力です。
4. オークス 包丁トレー (ST-5)
オークスの包丁トレーは、横置きタイプの定番製品です。
- 特徴:間口300mm以上の引き出しにセットするトレータイプです。刃渡り240mmまでの包丁が収納可能で、5本の包丁を収納できます。小物入れも付属しているので、包丁以外のキッチンツールも一緒に整理できます。
- メリット:ネジ止め不要で、引き出しに置くだけなので手軽に導入できます。賃貸住宅でも使えます。
- デメリット:引き出しの奥行きが372mm~472mm必要です。縦置きタイプより包丁の取り出しに一手間かかります。
- 向いている人:賃貸住宅で穴を開けられない人、包丁の本数が多い人、手軽に導入したい人。
- 向いていない人:引き出しが浅い・狭い人。引き出しのサイズを事前に測定する必要があります。
- 購入前の注意点:購入前に引き出しの幅・奥行き・高さを必ず測定しましょう。特に奥行きが足りないとトレーが入りません。
引き出し収納の関連候補
縦置き・横置きの他にも、引き出し収納に使える製品があります。
貝印 包丁スタンド(引き出し用)
貝印の包丁スタンドは、引き出しの中で包丁を立てて収納できる製品です。
- 特徴:引き出しの中で包丁を縦に立てて収納できるスタンド型です。包丁同士が接触しにくい設計になっています。
- メリット:包丁の刃同士が当たって傷つくのを防げます。狭い引き出しでも使いやすい形状です。
- デメリット:包丁を立てて収納するため、引き出しの高さが一定以上必要です。
- 向いている人:縦置きと横置きの中間的な収納を求めている人、包丁の刃を大切にしたい人。
- 向いていない人:引き出しの高さが低い人。
- 購入前の注意点:引き出しの高さを確認してから購入しましょう。
リッチェル トトノ 引き出し収納シリーズ
リッチェルのトトノシリーズは、引き出しをスッキリ整理できる収納シリーズです。包丁用のケースもラインナップされています。
- 特徴:引き出し収納に特化したシリーズで、包丁専用のケースにはロック機構が付いています。
- メリット:包丁専用ロック付きで安全性が高いです。シリーズでデザインが統一されているので、引き出しの中が美しく整理できます。
- デメリット:サイズが合わないと引き出しのスペースを無駄にする可能性があります。他の製品より価格が高めです。
- 向いている人:収納の統一感を重視する人、小さなお子さんがいる家庭。
- 向いていない人:コストを抑えたい人。
- 購入前の注意点:引き出しのサイズと製品のサイズが合うか、必ず確認しましょう。
包丁の引き出し収納でよくある疑問
Q. 子どもがいる家庭で安全な収納方法は?
A. ロック付きの製品を選ぶのが基本です。今回紹介したオークスのJE5LやJEF-5L、リッチェルのトトノシリーズにはロック機構が付いています。それでも、引き出し自体をお子さんの手が届かない高い位置に設置するなど、複数の安全対策を組み合わせるのがおすすめです。
Q. 引き出し収納に向いていない包丁の種類は?
A. 大型の出刃包丁や、刃渡りの長いパン切り包丁などは、収納グッズのサイズ制限に引っかかることがあります。購入前に、自分の包丁のサイズ(刃渡り)と収納グッズの対応サイズを確認しましょう。
Q. 包丁を引き出しに収納すると錆びやすい?
A. 引き出し収納自体が直接の原因で錆びることはありません。しかし、包丁をしまう前に水分をしっかり拭き取らなかったり、湿気の多い環境では錆びやすくなります。収納前にしっかり乾燥させることを習慣にしましょう。
まとめ:包丁の引き出し収納は自分に合った方法を選ぼう
包丁を引き出しに収納する方法には、縦置きタイプと横置きタイプの2種類がありました。それぞれにメリットとデメリットがあるので、自分のキッチンの引き出しのサイズや包丁の使い方、家族構成に合わせて選ぶのがいちばんいい方法です。
縦置きタイプは省スペースで出し入れがスムーズなので、頻繁に包丁を使う人に向いています。ロック付きの製品を選べば、小さなお子さんがいる家庭でも安心です。
横置きタイプはネジ止め不要で手軽に導入できるので、賃貸住宅で穴を開けられない人や、手軽に収納を変えたい人におすすめです。
どちらを選ぶにしても、購入前に引き出しのサイズと包丁のサイズを必ず測定することが失敗しないためのいちばんのポイントです。
安全で使いやすい包丁の引き出し収納を実現して、快適なキッチンライフを手に入れてくださいね。

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