「ル・クルーゼのフライパンって、正直どうなの?」
重いし、高いし、くっつくって噂もあるし…。買おうか迷って、スマホで検索しまくっているあなたへ。
結論から言うと、「買うべきかどうか」は、あなたがフライパンに何を求めるかで変わります。 安いテフロン加工のフライパンを消耗品として割り切るのか。それとも、10年、20年と付き合える相棒を探しているのか。
この記事では、実際の使用感やお手入れのリアルなところまで踏み込んで話します。読み終わる頃には、あなたにとっての正解がきっと見えてくるはずです。
まず知ってほしい、ル・クルーゼフライパンの「2つの顔」
「ル・クルーゼのフライパン」と一口に言っても、実はまったく別物の2種類があります。これを知らずに選ぶと、「思ってたのと違う…」となるので要注意。
1. 鋳鉄ホーロー:重くて、最強に美味しく焼けるフライパン
みなさんが想像する、カラフルでずっしり重いあのフライパンです。
鉄の塊にホーローをコーティングしたもので、最大の特徴は蓄熱性の高さ。一度温まると、冷たい食材を入れても温度がガクッと下がりません。だから、肉や魚の表面が一瞬で焼き固められて、肉汁をギュッと閉じ込めてくれる。
あの「ジュワッ」という音とともに、外はカリッと、中はジューシーなステーキが焼けるのは、この素材のおかげです。
ただ、正直に言います。重いです。 26cmで約1.8kg。片手でひょいっと持ち上げて中華鍋のようにあおるのは、ほぼ無理だと思ってください。
2. ステンレス:毎日使える、軽くて無骨な万能選手
ステンレスの層の間にアルミを挟んだ、3層構造のフライパン。
こちらは鋳鉄よりずっと軽く、26cmで約1.3kg。蓄熱性では鋳鉄に劣るものの、熱伝導が均一でムラなく火が通ります。なにより、ザっと洗って気軽に扱える気安さが最大の魅力です。
「重いのは絶対イヤ。でも、ちゃんとしたフライパンが欲しい」という人に、まず検討してほしいシリーズです。
おすすめ人気モデル5選。違いをちゃんと比較しよう
ここからは、現行モデルの中から特におすすめしたい5つを紹介します。「結局どれを選べばいいのか」がクリアになります。
1. シグネチャー フライパン 26cm:ル・クルーゼ シグネチャー フライパン 26cm
「まず一つ買うなら、これ」という定番中の定番。
2人以上の家族なら、この26cmサイズが最も出番が多いはず。ステーキ、魚のソテー、パエリアまで幅広くこなします。
熱源もIH含めて全対応。重量はありますが、その重みが火を安定させてくれるので、コンロの上でズレる心配もありません。
2. シグネチャー フライパン 20cm:ル・クルーゼ シグネチャー フライパン 20cm
「一人暮らしの贅沢」にも、「サブ機」にも。
一人分の目玉焼きや、ちょっとした付け合わせを作るのにちょうどいいサイズ。26cmより軽いので、重さが心配な人が最初に試すのにもおすすめです。
3. マルミット 26cm:ル・クルーゼ マルミット 26cm
「フライパンと鍋、どっちも欲しい」という欲張りなあなたに。
深さがあるので、煮込み料理や揚げ物も余裕。一人暮らしなら、これ一つで大体のことは済みます。鍋としても使えるので、キッチンの省スペース化にも貢献してくれます。
4. ステンレス フライパン 26cm:ル・クルーゼ ステンレス フライパン 26cm
「重さだけがネック」の声に応える軽量モデル。
毎日の中華炒めや野菜ソテーなど、手早く調理したい時に最高です。フチの返しが絶妙で、ソースや具材を皿に移すときも液だれしにくい。細かい気配りです。
5. ステンレス ソテーパン 26cm:ル・クルーゼ ステンレス ソテーパン 26cm
「フライパンだけど、ちょっと深い」がこんなに使えるとは。
パスタソースを絡めたり、煮魚を作ったり。フライパンと小鍋の中間のような存在で、ステンレスシリーズの中でも特に出番が多いモデルです。
「ル・クルーゼってくっつくんでしょ?」の疑問に本音で答えます
ネットの口コミを見ると、「くっつく」という声と「くっつかない」という声が混在しています。
これは、どちらも真実です。使い方次第で、魔法のように食材がスルスル滑る瞬間が本当にあります。
ポイントはただ一つ、「充分な予熱」 だけ。
- 中火以下で、2~3分じっくり温める。 慌てない。
- 水滴を垂らして、玉になってコロコロ転がればOK。 すぐに蒸発するならまだ温めが足りません。
- その状態で、ようやく油を入れて、食材を投入する。
これを守るだけで、驚くほど焦げ付きが減ります。逆に、冷たいうちから強火にして食材を入れると、どんな高いフライパンでも悲惨なことになります。
「朝の忙しい時間に、いちいち予熱なんてやってられない」という人には、正直、テフロン加工のフライパンが向いています。
30年愛せる理由。お手入れは思ったより簡単
「30年保証」って、すごいですよね。つまり、メーカーはそれだけの耐久性に自信を持っている。
- 普段のお手入れ: 使った後、粗熱が取れてからお湯と中性洗剤でスポンジ洗いすればOK。食洗機も使えますが、毎日使うとホーローの艶が少しずつ鈍くなるので、手洗いがおすすめです。
- やってはいけないこと: 熱いフライパンを急に水につける(金気のものなら歪み、ホーローなら表面が傷む原因に)。金属たわしやクレンザーも厳禁です。
- もし焦げ付いたら: お湯を張って重曹を入れ、しばらく煮立たせてから冷まします。ほとんどの焦げは、これでするりと落ちます。
消耗品ではなく、育てていく感覚。安いフライパンを何度も買い替えるより、結果的にサステナブルで経済的かもしれない。そんな長い目で見れる人に、このフライパンはきっと応えてくれます。
重さは「欠点」か、「武器」か
最後に、一番賛否が分かれる「重さ」の話をします。
たしかに、洗うときはずっしりきます。しまい込むよりも、コンロの上に出しっぱなしにできる人じゃないと、億劫になるかもしれません。
でも、その重みが調理中は最大の味方になることを知ってほしいんです。重い蓋が蒸気を閉じ込め、少ない水分で素材の旨味を引き出す。熱を蓄えた分厚い鉄が、食材を芯から温める。
この重さは、美味しさのための機能美なんだと思います。
「軽くて便利」を取るか、「重くて美味しい」を取るか。
さあ、あなたはどちらのキッチンにしたいですか? この記事が、一生モノの相棒選びの参考になれば嬉しいです。
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