スーパーで買ってきたうなぎのかば焼き。せっかく食べるなら、お店で出てくるようなふっくら食感で味わいたいですよね。
でも電子レンジでチンすると、なんだか身が縮まって硬くなったり、生臭さが気になったりしませんか?
実はフライパンを使えば、そんな悩みが嘘のように解決するんです。
今回は、誰でも簡単にできるフライパン温めのコツを、徹底的にご紹介します。一度試したら、もうレンジには戻れなくなりますよ。
なぜフライパンで温めると美味しいのか
レンジ加熱の問題点は、水分が急激に蒸発して身がパサつくこと。さらに、タレが焦げる手前で温めを止めるから、中心部まで熱が入りきらず生臭さが残ってしまいます。
一方フライパンなら、蒸し焼きにすることで水分を閉じ込めながらじっくり温められます。最後に強火で仕上げれば、皮目はパリッと香ばしく、身はふんわり。このコントラストが最高の美味しさを生むんです。
下準備で差がつく!温める前の3ステップ
フライパンで温める前に、ちょっとした準備で仕上がりが驚くほど変わります。
まず、うなぎは冷蔵庫から出して常温に戻しましょう。冷たいままだと加熱ムラの原因になります。10分ほど置いておくだけで十分です。
次に、表面のタレを洗い流します。これ、抵抗がある方も多いと思いますが、市販のうなぎは時間が経つにつれてタレが酸化し、雑味や生臭さの原因になっているんです。ぬるま湯をかけて表面をやさしく洗い、キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取りましょう。このひと手間で、うなぎ本来の旨味が際立ちます。
最後に、お酒をまぶします。日本酒を大さじ1〜2ほど全体に回しかけると、身がより柔らかくなり、臭みも消えて風味豊かに仕上がります。もし日本酒がなければ料理酒でも大丈夫ですよ。
焦げ付き知らず!基本の蒸し焼きテクニック
ここからが本番。フライパンで美味しく仕上げる手順を順番に説明しますね。
まず、フライパンにクッキングシートかアルミホイルを敷いてください。これだけでタレの焦げ付きを防げて、洗い物も断然ラクになります。テフロン加工のフライパンなら省略しても大丈夫ですが、敷いたほうが安心です。
うなぎは皮目を下にして置きます。このとき、身がくっつかないように少し間隔をあけて並べてください。
日本酒または水を大さじ3程度、うなぎに直接かからないように、フライパンの空いている部分に注ぎます。お酒が直接かかるとタレが流れてしまうので注意してくださいね。
蓋をして中火にかけ、蒸気が上がってきたら弱火にします。そのまま2〜3分蒸し焼きに。この蒸気がうなぎの身をふっくらと温めてくれます。
最後に蓋を開け、中火に戻して30秒から1分。水分を飛ばしながら皮目をカリッと仕上げます。ここでお好みの追いダレをさっと絡めれば、香ばしさと照りが加わって見た目も美しい一皿になりますよ。
ワンランク上の仕上がりにする裏技
基本の温め方に慣れたら、さらに美味しくするコツをいくつか試してみませんか。
フライパンに残った脂とタレ、捨てるのはもったいないと思いませんか?温かいご飯に混ぜ込めば、うなぎの旨味がしみ込んだ絶品まぜご飯になります。余ったタレで付け合わせの野菜をさっと炒めるのもおすすめです。
フライパンの材質によっても火加減を調整すると良いですよ。鉄製フライパンなら熱伝導が良いので、クッキングシートは必須ですが、最後の香ばしさは格別。テフロン加工なら焦げ付きの心配が少ないので、シートなしでも手軽に挑戦できます。
粉山椒は仕上げの直前に。ミル付きタイプなら香りが飛びにくく、より豊かな風味を楽しめますよ。
そのまま食べないで!フライパンで完結アレンジ
温めたうなぎ、そのまま食べてももちろん美味しい。でもせっかくフライパンを使うなら、もう一品アレンジしてみませんか。
うなぎをいったん取り出し、同じフライパンで玉ねぎを炒めます。しんなりしたらめんつゆと卵でとじて、うなぎを戻せば「うなぎの柳川風」のできあがり。ご飯にのせれば立派な丼ものになります。
細かく切ったうなぎを溶き卵と合わせてフライパンへ。半熟状に焼き上げてご飯にのせれば、ふわとろ「うな玉丼」も簡単です。温めと調理がひとつのフライパンで完結するから、洗い物も少なくて済みますよ。
うなぎ選びでもっと美味しく
温め方をマスターしたら、次はうなぎ自体の選び方にもこだわってみましょう。
パッケージを見るときは、産地表示をチェック。「一色産」「浜名湖産」など、産地が明確に書かれているものは品質の目安になります。「特上」「上」といったグレードよりも、まずは産地を参考に選ぶと失敗が少ないですよ。
身の厚さも大事なポイントです。厚みがあるほうが蒸し焼きにしたときのふっくら感が際立ちます。パッケージの裏面をチェックして、「手開き」「炭火焼き」の文字があれば、より本格的な味わいが期待できます。
フライパンでふっくら絶品!スーパーのうなぎを美味しく温める方法まとめ
スーパーのうなぎも、フライパンひとつでお店の味に近づけることができます。大切なのは「洗って、蒸して、香ばしく仕上げる」の3ステップ。たったこれだけで、パサつきや生臭さとは無縁の、ふっくらジューシーな仕上がりになります。
土用の丑の日はもちろん、普段の食卓でも気軽に試してみてください。今夜からあなたもうなぎ温めのプロです。フライパンを使えば、いつもの一品がちょっとしたごちそうに変わりますよ。
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