「秋刀魚を食べたいけど、グリルを掃除するのが面倒だな…」
「フライパンで焼くと、どうしても皮がくっついてボロボロになっちゃう」
「煙と臭いが部屋中に充満するのが嫌なんだよね」
そんなふうに思ったこと、ありませんか?実はちょっとしたコツさえつかめば、フライパンでもパリッと香ばしい秋刀魚が焼けるんです。グリルいらず、後片付けもラク。しかも味付けのバリエーションは無限大です。
今回は、フライパンで作る秋刀魚レシピを7つ厳選してご紹介します。焼き方の基本から、骨まで食べられるアイデア、臭いや煙を抑える裏技までたっぷりお届けしますね。
フライパンで秋刀魚がくっつく理由と失敗しない下処理
まず最初に、なぜフライパンに秋刀魚がくっついてしまうのか、その理由からお話ししますね。
秋刀魚の皮に含まれるタンパク質が、フライパンの金属表面とくっついてしまうのが主な原因です。でも大丈夫。次の下処理をしっかりやれば、もうボロボロになる心配はありません。
基本の下処理3ステップ
- 秋刀魚は流水でさっと洗い、キッチンペーパーで水気を徹底的に拭き取る。ここが一番大事です。水分が残っていると、くっつく原因になります。
- 全体に塩をふって10分ほど置く。すると余分な水分と生臭さの元が出てくるので、出てきた水分をもう一度キッチンペーパーでしっかり拭き取ります。
- 身の厚い部分に、包丁で浅く切り込みを入れておく。火の通りが均一になりますよ。
パリッと香ばしい基本の塩焼きレシピ
さて、下処理が済んだら、いよいよ焼いていきましょう。まずは王道の塩焼きから。
フライパンはよく熱してから油をひくのがコツです。中火でじっくり、触らずに待つのがポイント。目安は皮目を下にして4〜5分。こんがり焼き色がついたらひっくり返して、さらに2〜3分焼けば完成です。
「え、それだけ?」と思われるかもしれませんが、これが一番難しいんですよね。でも大丈夫。どうしても心配な方は、クッキングシートを敷いて焼く裏技もあります。フライパンにシートを敷いて油を薄くひき、その上に秋刀魚を置けば、まずくっつきません。シートごとポイっと捨てられるので洗い物もラクちんですよ。
ご飯がすすむ!フライパンで秋刀魚の蒲焼き
塩焼きに飽きたら、甘辛い蒲焼きはいかがでしょう。秋刀魚は青魚の中でも脂がのっているから、タレと絡めると濃厚な味わいになります。
作り方は簡単。先に秋刀魚を塩焼きにしてから、一度取り出します。同じフライパンに醤油大さじ2、みりん大さじ2、酒大さじ1、砂糖小さじ2を入れて煮立たせ、とろみがついてきたら秋刀魚を戻し入れてタレを絡めるだけ。
ご飯にのせて、お好みで山椒をふれば、お店顔負けの秋刀魚丼の出来上がりです。卵黄を落とすとさらに絶品ですよ。
秋刀魚のフライパンで作るにんにく醤油焼き
ビールにもご飯にも合う、パンチのある味付けが食べたい気分のときにぴったりなのが、にんにく醤油焼きです。
秋刀魚を焼くときに、薄切りのにんにくを一緒にフライパンへ入れましょう。にんにくの香りが油に移って、秋刀魚全体を包み込んでくれます。仕上げに醤油をひとまわし。じゅわっと香ばしい香りが立ち上って、もうたまりません。
匂いが気になる方は、にんにくの代わりに生姜の薄切りでも美味しくできます。むしろ生姜は秋刀魚の生臭さを消してくれるので、一石二鳥ですね。
秋刀魚のフライパンカレーソテー
「和風以外の味付けも試してみたい」という方におすすめなのが、カレーソテーです。
秋刀魚に軽く塩こしょうをふり、薄力粉をまぶしてからフライパンでソテーします。焼き上がる直前にカレー粉をふりかけて、さっと炒め合わせれば出来上がり。スパイシーな香りが食欲をそそります。
お子さんでも食べやすいように、カレー粉の量はお好みで調整してくださいね。粉チーズを一緒にふると、まろやかになってより食べやすくなります。
秋刀魚のフライパンバターポン酢焼き
バターとポン酢って、実は最強の組み合わせなんです。和風でありながら洋風でもある、そんな絶妙な味わいに仕上がります。
秋刀魚を焼いている途中でバターをひとかけ投入。溶けたバターをスプーンで秋刀魚にかけながら焼くと、香りがぐっと豊かになります。仕上げにポン酢をまわしかけて、さっと煮詰めれば完成。
大根おろしを添えると、さっぱり感がプラスされて、脂ののった秋刀魚との相性も抜群です。ポン酢の酸味がいい仕事をしてくれますよ。
秋刀魚のフライパントマト煮込み
「洋風レシピをもっと開拓したい!」という欲張りなあなたに。秋刀魚はトマトとも驚くほど合うんです。
フライパンにざく切りのトマト、にんにく、オリーブオイルを入れて軽く炒めたら、下処理した秋刀魚を加えます。白ワイン(なければ酒でもOK)をふって蓋をし、弱火で10分ほど煮込むだけ。塩こしょうで味を整え、お好みでバジルやパセリをふれば、イタリアンな一品の完成です。
秋刀魚の脂とトマトの酸味が絶妙にマッチして、パスタソースにしても美味しいですよ。
骨まで食べられる秋刀魚の梅煮
「子どもに食べさせたいけど、骨が心配…」「圧力鍋は出すのが面倒」という方にこそ試してほしいのが、フライパンで作る梅煮です。
秋刀魚は頭と内臓を取り、ぶつ切りにします。フライパンに水200ml、酒100ml、みりん大さじ2、醤油大さじ1、砂糖大さじ1、そして梅干し2個を入れて煮立たせます。そこに秋刀魚を加え、落とし蓋(アルミホイルでOK)をして、弱火で30分ほどコトコト煮るだけ。
梅干しのクエン酸パワーで骨が柔らかくなり、ほろほろと崩れるようになります。そのまま骨ごと食べられるから、カルシウムもたっぷり。冷めても美味しいので、お弁当のおかずにもぴったりです。
秋刀魚のフライパン臭い・煙対策とおすすめ調理アイテム
「美味しいのはわかったけど、やっぱり臭いと煙が気になる…」という本音、よくわかります。ここで、すぐに実践できる対策をまとめますね。
臭い・煙を抑える4つのコツ
- 秋刀魚を焼く前に、キッチンペーパーで徹底的に水気と出てきた脂を拭き取る。これだけで臭いの元が大幅カットできます。
- 油は米油やアボカドオイルなど、発煙点の高い油を使う。煙が出にくく、部屋中がモクモク…という事態を防げます。
- 調理中にアルミホイルで簡易的な蓋をする。油はねも防げるし、煙の拡散も抑えられて一石二鳥です。
- 調理後はすぐにフライパンを洗う。重曹ペーストでこすると、こびりついた臭いもすっきり落ちますよ。
フライパン選びで迷っている方には、くっつきにくいフッ素樹脂加工のものがおすすめです。たとえばティファール インジニオ・ネオは耐久性が高く、秋刀魚のようなデリケートな食材も滑るように焼けます。もう少し予算を抑えたい方は、アイリスオーヤマ セラミックフライパンも軽くて扱いやすく、初心者さんに人気です。
秋刀魚のフライパンレシピをもっと楽しむために
ここまで読んでくださってありがとうございます。塩焼き、蒲焼き、にんにく醤油、カレーソテー、バターポン酢、トマト煮込み、梅煮と、7つのレシピをご紹介しました。
「フライパンでもこんなにバリエーション豊かに楽しめるんだ」と感じていただけたなら嬉しいです。
最後にひとつだけ、秋刀魚選びのプチ情報を。新鮮な秋刀魚は目が澄んでいて、口先と尾の先が黄色いのが特徴です。触ったときに身が硬く、腹がしっかりしているものを選んでくださいね。良い秋刀魚に出会えたら、ぜひ今回のレシピを思い出してみてください。
フライパンひとつで、秋の味覚をもっともっと気軽に楽しみましょう。
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