フライパンで失敗なし!サンマの塩焼きをパリッとふっくら仕上げるコツ

フライパン

「今年のサンマは脂がのってて美味しいらしいけど、魚焼きグリルを使うと後片付けが面倒なんだよなあ」

そんな風に思って、サンマを買うのをためらっていませんか?実はフライパンでも、パリッとふっくらなサンマの塩焼きは簡単に作れちゃうんです。しかも、煙や臭いの問題まで解決できる方法があるんですよ。

この記事では、フライパン調理初心者の方でも絶対に失敗しないサンマの焼き方を、プロのコツから便利なアイテムまでまとめてご紹介します。今年は遠慮なく、旬のサンマを楽しみましょう!

なぜフライパンでサンマ?グリル調理をやめた3つの理由

「だってサンマって魚焼きグリルで焼くものでしょ?」と思う方も多いかもしれません。でも、魚焼きグリルを使わなくなった人は意外と多いんです。その理由は主に3つ。

まず、後片付けの大変さ。グリルの網や受け皿にこびりついたサンマの脂って、なかなか落ちないんですよね。ガシガシ洗っても、次の日にはキッチンに残る生臭い匂い…。これだけでげんなりします。

次に煙の問題。サンマの脂が落ちて焼けるときに出る煙はすごいですよね。特に賃貸住宅だと、煙感知器が作動しちゃわないかヒヤヒヤしながら焼くことに。換気扇を強にしても、部屋中に充満するあの煙と臭い。

そして、一度に焼ける量が少ないこと。大きめのサンマだと、普通のグリルでは2尾が限界。家族分を焼こうとすると何回も焼かなきゃいけなくて、結局台所に立ちっぱなしなんです。

「だから今年はサンマ諦めようかな…」と思ったあなた。ちょっと待ってください。フライパンがあれば、これらの問題は全部クリアできるんです。

フライパンでサンマを焼く前の下処理がすべての鍵

さて、いよいよサンマを焼いていきますが、その前に絶対やってほしい下処理があります。ここで手を抜くと、せっかくのサンマが台無しになりかねません。

サンマを洗ったら水気を徹底的に拭く

サンマって表面がヌルッとしてますよね。このぬめり、実は生臭さの原因。流水で優しく洗い流したら、キッチンペーパーでしっかり水気を拭き取ります。お腹の中も忘れずにね。

ここでポイントなのが、洗った後に塩を振って15分ほど置くこと。サンマの身から余分な水分が抜けて、身がグッと締まります。キッコーマンのレシピサイトでも「塩をすることで水分とともに生臭さが抜ける」と解説されている、プロの基本テクニックです。

時間が経ったら、表面に浮き出た水分をまたキッチンペーパーで拭き取ります。このひと手間で、焼き上がりの香ばしさが全然違ってきますよ。

サンマは半分にカットするのがフライパンの常識

フライパン調理の最大のコツとも言えるのが、サンマを斜め半分にカットすること。理由は3つあります。

ひとつは、フライパンに収めるため。26〜28cmのフライパンでも、サンマを丸ごと入れると端がはみ出しちゃいますからね。

ふたつめは、内臓が流れ出るのを防ぐため。ワタの部分をカットすることで、焼いている最中に内臓が溶け出して見た目が悪くなるのを防げます。

そして最後は、火の通りを均一にするため。尾に近い部分と頭に近い部分では太さが違うので、カットすることで全体が同じくらいの火の通り具合になるんです。

斜めに切ると切り口の面積が広がって見た目もきれいで、一石二鳥。料理上手に見える切り方なので、ぜひ覚えておいてください。

くっつかない!フライパンでサンマをパリッと焼く3つの裏技

いよいよ焼きの段階です。フライパン調理最大の敵は「皮がフライパンにくっついてボロボロになる」こと。ここで失敗しないための裏技を3つ紹介します。

裏技その1:フライパン用ホイルシートは最強の味方

これ、正直いちばんラクで確実な方法です。旭化成の「クックパー フライパン用ホイル」は、シリコン樹脂加工がされていて、魚を乗せてもまったくくっつきません。

使い方は超簡単。フライパンにシートを敷いて、あとは普通に焼くだけ。サンマの脂が落ちないから煙も出にくいし、焼き終わったらシートを捨てるだけだから後片付けが本当にラク。

「でもアルミホイルやクッキングシートじゃダメなの?」と思った方。アルミホイルは焦げやすくて破れやすいし、クッキングシートは耐油性がないから脂がフライパンに漏れちゃうんです。専用のフライパン用ホイルシートを使うのが結局いちばん賢い選択ですよ。

裏技その2:油を引いてから焼くと香ばしさ倍増

「サンマ自体に脂があるから油はいらないでしょ」と思っていませんか?実はこれ、大きな間違い。キッコーマンのレシピでも解説されていますが、サンマのような青魚は油を使って焼くことで、独特の生臭さが抑えられるんです。

フライパンにサラダ油か米油を薄く引いて、中火でしっかり温めてからサンマを投入。油を引くことで皮がパリッと仕上がり、香ばしさも格段にアップします。これは試してみる価値ありですよ。

裏技その3:焼いている最中は絶対に触らない

サンマをフライパンに入れたら、そこからが忍耐の時間です。焼き始めてから7〜8分は、絶対に触らないでください。ヘラでめくってみたり、フライパンを揺すったりするのは厳禁。

サンマの皮は、焼き固まるまではフライパンにくっつきやすい状態です。でも、しっかり焼けてパリッとなると自然に剥がれやすくなる。この原理を知っているだけで、慌てて触って失敗することがなくなります。

目安としては、サンマの側面を見て、火が半分くらい通ったなと感じたらそっとヘラを差し込んでみてください。すっと入ればOK。まだ引っかかるようなら、あと1〜2分待ちましょう。

サンマの塩焼きを格上げする!味変アレンジ3選

さあ、基本のサンマの塩焼きが完成しました。でも、「毎回同じ味じゃ飽きちゃう」という方のために、ちょっと目先の変わったアレンジもご紹介します。

フライパンひとつで作れるサンマの蒲焼き風

塩焼き用に下処理したサンマに、薄く小麦粉をまぶしてからフライパンで焼きます。両面がこんがり焼けたら、しょうゆ、みりん、酒、砂糖を合わせたタレを回しかけ、煮絡めるだけ。

これがご飯にめちゃくちゃ合うんです。タレが絡んだサンマは、まるでうなぎの蒲焼きみたいな満足感。大葉や白ごまを散らせば、見た目も鮮やかな一品になります。

エスニックソースで南国気分のサンマ

いつもの大根おろしと醤油に飽きたら、ナンプラー、ライム果汁、砂糖、刻んだパクチーを合わせたエスニックソースをかけてみてください。

サンマの脂とナンプラーの旨味、ライムの酸味が絶妙にマッチして、まるで東南アジアのリゾートで食べる料理みたい。ビールにもワインにも合う、大人向けのアレンジです。

サンマパエリアで食卓の主役級おかず

ちょっと頑張りたい日のメニューとしておすすめなのが、サンマのパエリア。フライパンにオリーブオイルを引いて、カットしたサンマを表面だけ焼いたらいったん取り出します。

同じフライパンでにんにく、玉ねぎ、パプリカを炒め、米を加えて透き通るまで炒めたら、コンソメスープとサフラン(ターメリックでも代用可)を加えて炊きます。最後にサンマを戻して蒸し焼きにすれば、魚の旨味がしみ込んだ豪華な一皿の完成です。

フライパン調理をもっとラクにするおすすめアイテム

ここまでフライパンでのサンマ調理についてお話ししてきましたが、あると便利なアイテムをまとめてご紹介します。どれも一度使うと手放せなくなるものばかりです。

魚焼き専用のマルチロースター

「やっぱりサンマは両面焼きグリルで焼いたほうが美味しいんじゃ…」という考えが頭をよぎった方に朗報です。アイリスオーヤマの「アイリスオーヤマ マルチロースター」は、テーブルの上に置いて使える両面焼きグリル。

上下にヒーターが付いているから、裏返す手間がありません。最大でサンマを4尾同時に焼けるから、家族が多いご家庭でも一度に調理が終わります。フライパンとはまた違ったパリッと感が楽しめるので、使い分けるのもアリですよ。

脱水シートで下処理をもっと簡単に

「塩を振って15分置く」工程すら面倒に感じる忙しいあなたにぴったりなのが、オカモトの「脱水シート ピチット」。サンマをこのシートで包むだけで、程よく水分を抜いてくれるすぐれものです。

余分な水分と一緒に生臭さの原因も取り除いてくれるから、魚臭さが苦手な家族がいるご家庭でも安心。焼き上がりの身もふっくら仕上がるので、下処理の常備アイテムとして人気です。

フライパンでサンマの塩焼きを作る際によくある質問

Q. 冷凍サンマでも同じ方法で焼けますか?

冷凍サンマの場合は、冷蔵庫で一晩かけてゆっくり解凍するのがベストです。急いでいるときは流水解凍でもOKですが、その場合は必ずキッチンペーパーでしっかり水気を拭き取ってから塩を振ってください。解凍時に出る水分が多いので、生焼け防止のためにも水気取りは念入りに。

Q. フライパンで焼くときの火加減は?

中火から弱火の間で焼くのが基本です。最初から強火にすると、表面だけ焦げて中が生焼けになる原因に。じっくり中まで火を通すイメージで、焦らず焼いてください。IHの場合は中火設定で問題ありません。

Q. 煙や臭いがどうしても気になります

フライパン用ホイルシートを使うのがもっとも効果的です。サンマの脂がフライパンに直接落ちないので、煙の発生がかなり抑えられます。また、焼いている最中は必ず換気扇を回し、終わった後も10分ほど回し続けると、臭い残りが気にならなくなりますよ。


今年は「奇跡のサンマ」と呼ばれるほどの豊漁で、スーパーでも手頃な価格で手に入る良質なサンマがたくさん並んでいます。フライパンひとつあれば、グリルの面倒な後片付けや煙に悩まされることなく、サンマの塩焼きを存分に楽しめますよ。

ぜひ今夜のおかずに、フライパンでサンマの塩焼きを作ってみてください。パリッとふっくらに仕上がった瞬間の感動を、あなたのご家族にも味わってもらいましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました