日本製フライパンの魅力とは?長く使えるおすすめ鉄・フッ素加工10選

フライパン

「フライパンって、すぐダメになっちゃうんだよなあ」

そんなふうに思ってるあなた。半年くらいでコーティングが剥がれてきて、焦げつきがひどくなって、結局また買い替え。なんてこと、ありませんか?

実はそれ、フライパン選びのせいかもしれません。

今回は「どうせ買うなら、ちゃんとしたやつを長く使いたい」というあなたに、日本製フライパンの魅力と選び方をご紹介します。結論から言うと、道具を変えれば料理のストレスって本当に減ります。さっそく見ていきましょう。

日本製フライパンが選ばれる理由:安全性と品質

「日本製」とひと口に言っても、実はいろんな意味があります。

たとえば、新潟県の燕三条エリア。ここは金属加工の町として100年以上の歴史があって、世界中のキッチンブランドから信頼されてる産地なんです。職人が一枚一枚仕上げていたり、アルミの地金から自社で作っていたりと、とにかくモノづくりの密度がちがう。

具体的に何がいいの?というポイントを整理しますね。

  • 安全な素材と加工技術:日本のメーカーは食品衛生法の基準をクリアするのはもちろん、それ以上に厳しい自主基準を設けているところが多いです。たとえば近年注目されているPFAS(有機フッ素化合物)を使わないフッ素加工を開発するメーカーも出てきています。
  • 高い耐久性:下地のアルミに何層ものコーティングを施したり、鉄そのものに特殊な表面処理をしたり。表面だけの工夫じゃなく、素材レベルで長持ちを考えているのが特徴です。
  • 細部の使い勝手:取っ手の角度や重さのバランス、熱伝導の均一性まで考えられているので、「なんか使いにくい」がありません。

素材で選ぶ:鉄フライパンとフッ素加工、どっちがあなたに合う?

フライパンには大きく分けて「鉄」と「フッ素加工」の2種類があります。どちらが正解というより、あなたの使い方に合うかどうかが大事。

鉄フライパン:プロが愛用する本格派

鉄の最大の魅力は、とにかく高温調理に強いこと。強火で一気に炒めると、野菜はシャキッと、肉はこんがり香ばしく仕上がります。ステーキをジュッと焼いて、あの焼き目をつけたいなら鉄が一番です。

難点は「重さ」と「お手入れ」。使い始めのシーズニングや、使ったあとの油ならしが必要です。でも、最近の日本製にはこれを見事に解決しているシリーズがあります。詳しくはあとで紹介しますね。

ちなみに、鉄フライパンは「育てる楽しみ」のある道具です。使い続けるほど油がなじんで表面が黒光りしてきて、だんだん焦げつかなくなっていく。この変化を楽しめる人には最高の相棒になります。

フッ素加工フライパン:毎日使うならこっち

「朝の忙しい時間にさっと卵焼きを作りたい」
「とにかくこびりつかずに洗い物をラクにしたい」

そんなあなたにはフッ素加工。少量の油でするっと食材がはがれるし、後片付けも水でさっと流すだけ。ストレスフリーな調理ができます。

ただしフッ素加工は消耗品という考え方も大切です。どんなにいい製品でも、表面のコーティングは使ううちに少しずつ傷んでいきます。だからこそ、少しでも長持ちするようにつくられた日本製が選ばれているんです。

【鉄フライパン】日本製の名品3選

リバーライト「極」シリーズ

リバーライト 極 フライパン

鉄フライパン界の革命児です。何がすごいって、空焼き不要ですぐに使えること。

通常、鉄フライパンは買ってきたらまず空焼きして、油をなじませる「シーズニング」が必要。これがけっこう面倒で、初心者がつまずくポイントなんですよね。でも「極」シリーズは、窒化処理という特殊な表面加工を施しているから、最初から焦げつきにくく、しかも錆びにくい。リバーライトは横浜の工場で一貫生産していて、この技術で「ものづくり日本大賞」も受賞しています。

重さは26cmで約1kg。ずっしりしすぎず、女性でも扱いやすいバランスです。

山田工業所の打ち出しフライパン

山田工業所 鉄フライパン

東京・葛飾の工場で、職人が一枚の鉄板を叩いて成形しているフライパンです。打ち出し製法と呼ばれるこの作り方、プレス成形よりも鉄の組織が密になるので、薄くて軽いのに丈夫。

厚みは1.2mmや1.6mmから選べて、1.6mmなら家庭のコンロでも熱が安定しやすくておすすめ。プロの料理人にもファンが多く、使うほどに味わいが増す風合いも人気の理由です。

及源鋳造の鉄フライパン

及源鋳造 フライパン

岩手県の南部鉄器の技術をフライパンに応用した一品。鉄鋳物ならではの分厚いボディが特徴で、蓄熱性は圧倒的です。家庭用の弱めの火でも、フライパン全体がしっかり熱をキープしてくれるので、野菜炒めがべチャッとせず、お店のような仕上がりに。

重さは26cmで約1.6kgと重量級。でも、炒め物や焼き物の旨さはこれに代えがたいとリピーターが多いんです。IHにも対応しています。

【フッ素加工】日本製の名品3選

北陸アルミニウム「マーブルコート」

北陸アルミニウム マーブルコート

「HOKUA」ブランドで知られる北陸アルミニウム。この会社のすごいところは、アルミの地金から自社で一貫生産していること。つまり素材の段階からこだわり抜いているわけです。

マーブルコートは、セラミックとフッ素の多層構造になっていて、通常のフッ素加工よりかなり耐久性が高い。表面のマーブル模様が油をしっかり保持するので焦げつきにくく、長く使えます。

和平フレイズ「レミパン プラス」

和平フレイズ レミパン プラス

新潟・燕三条でつくられているロングセラー。このフライパンの最大の特長は、金属ヘラが使えるフッ素加工ということ。フッ素加工ってふつう金属NGじゃないですか。でもレミパンは独自の「ダブルセラミックコート」で、かなり硬い表面を実現しているんです。

チャーハンをガシガシ炒めたい人や、ちょっと乱暴に扱っちゃうかも……という人にぴったり。天然木のハンドルも握りやすく、見た目も美しい。

日本パール金属「ダイヤモンドコート」

日本パール金属 ダイヤモンドコート

同じく燕三条に自社工場を持つパール金属。こちらはフッ素の層にダイヤモンド粒子を配合することで、コーティングの摩耗を大幅に抑えています。

さらに、PFASを使わないセラミックコーティングのシリーズも展開していて、安全性を重視したい人にも選択肢があります。コスパに優れたモデルも多く、初めての日本製フライパンとしても手に取りやすいブランドです。

長く使うためのお手入れポイント

せっかくいいフライパンを買っても、使い方とお手入れ次第で寿命は大きく変わります。

鉄フライパンを育てる基本

  • 使い終わったら、お湯とたわしで洗う。洗剤は基本的に不要。洗剤を使うとせっかくなじんだ油膜まで落ちてしまいます。
  • 洗ったあとは必ず火にかけて水分を完全に飛ばす。ここをサボると錆びの原因に。
  • 水分が飛んだら、うすーく油をひいてなじませてからしまう。これを「油返し」といいます。
  • やってはいけないのは「つけ置き洗い」と「食洗機」。鉄は水が大敵です。

フッ素加工の寿命を伸ばすコツ

  • 空焚き厳禁。何も入れずに火にかけっぱなしにすると、あっという間にコーティングが劣化します。
  • 強火ではなく中火以下で使うのが基本。強火はコーティングを傷める大きな原因です。
  • 調理後すぐに水につけて急冷しないこと。高温から急激に冷やすと、アルミとコーティングの収縮率の差で剥がれやすくなります。
  • 食洗機は非対応の製品が多いので、取扱説明書を必ず確認してください。
  • 金属ヘラは基本的にNG。耐金属ヘラタイプ以外は、シリコンや木製の調理器具を使いましょう。

まとめ:日本製フライパンは毎日の相棒になる

結局、いいフライパンって「今日はこれで何を作ろうかな」と思わせてくれる道具だと思うんです。

安いフライパンを何度も買い替えるより、ちょっとがんばって日本製を手に入れて、ちゃんとお手入れしながら長く使う。そっちのほうが経済的だし、なにより毎日の料理が楽しくなります。

鉄で育てる喜びを味わうか、フッ素加工で手軽さを取るか。あなたのキッチンにぴったりな一枚と出会ってくださいね。

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