「さんまが食べたいけど、グリルで焼くのは煙が心配だし、後片付けが面倒くさい…」
そんなあなたにこそ試してほしいのが、フライパンで焼くさんまの塩焼きです。
「フライパンで魚を焼くなんて、皮がくっつきそう」「なんかパサパサになりそう」と思っていませんか? 大丈夫。ちょっとしたコツさえ掴めば、グリル顔負けのパリッとふっくらな焼き立てを、煙や嫌な臭いを劇的に抑えて楽しめるんです。
この記事では、今すぐマネしたくなる下処理の秘訣から、プロ直伝の焼き方、後片付けまでラクになる魔法のアイテムまで、全部まとめてお伝えしますね。
煙と臭いのストレスから解放される「フライパンさんま」のすすめ
そもそも、なんでわざわざフライパンでさんまを焼くのがいいの? 一番の理由は、煙と臭い問題を圧倒的に解決できるからです。
魚焼きグリルって、高温になるから煙はモクモク出るし、網にこびりついた脂は掃除が超大変ですよね。家中に臭いが充満して、カーテンやソファにまでついちゃうんじゃないかとヒヤヒヤする…。
フライパンなら、火加減のコントロールがしやすい上に、後で紹介する専用アイテムを使えば、嫌な臭いの元をカットしながら蒸し焼き状態にもできるんです。煙たい思いをして換気扇をフル回転させるストレスからも、もう卒業できますよ。
絶対失敗しない!パリふわ食感を決める3つの下処理
美味しいさんの塩焼きを作るには、焼く前の準備が9割と言っても過言じゃありません。これをやるかやらないかで、仕上がりが天と地ほど違います。
1. ドリップを徹底的に拭き取る
パックから出したさんま、そのまま焼こうとしていませんか? 実はこの表面の水分(ドリップ)こそが、臭みの元凶であり、皮がベチャッと仕上がる原因です。
キッチンペーパーで、優しく押さえるようにして、お腹の中までしっかり水気を拭き取りましょう。余裕があれば、[amazon_link product=”ピチット”]のような浸透圧脱水シートで包んで冷蔵庫に30分ほど置くと、余分な水分と一緒に臭みも抜けて、身がグッと引き締まりますよ。
2. 塩は直前に「高めの位置」から振る
「塩を振るタイミング」も超重要です。先に塩を振ってしばらく置くと、浸透圧でせっかくの旨味が流れ出てしまうんです。
必ず、焼く直前に振ってください。そして、30cmくらいの高い位置から、指でつまんだ塩をパラパラと振りかけるのがコツ。全体に均一に散らばって、味ムラができません。両面に振るのを忘れずに。振り塩で浮き出た水分は、焼く直前にもう一度サッと拭き取ってくださいね。
3. 隠し技は「薄力粉」のヴェール
さらにワンランク上の仕上がりを目指すなら、薄力粉を全体に薄くはたくのがおすすめです。
これはプロの料理人もやるテクニックで、余計な水分と一緒に、さんまの旨味をぎゅっと閉じ込めるヴェールの役割をします。何より、皮がフライパンにくっつきにくくなるんです。
プロ直伝!フライパンでパリッとふっくら焼く2つの手順
さあ、いよいよ焼きに入ります。ここで「パリッと派」と「ふっくら派」、どちらを目指すかで手順が少し変わります。あなたはどっちがお好みですか?
パリパリ食感を極めたいなら「蓋なし強火」が正解
クックパッドで殿堂入りしたレシピにもある王道の焼き方です。フライパン用ホイルやくっつかない加工のフライパンに油を薄く引き、中火~強火にかけます。さんまを入れたら、蓋は絶対にしません。
ここで大事なのは、とにかく触らないこと。身がくっつきそうで不安になりますが、大丈夫。5分ほどじっくり焼いて、さんまの皮が自然にフライパンから離れる瞬間を待ちます。綺麗な焼き目がついたら、ヘラやトングでそっと返して、反対面もこんがりと。水分が外に逃げるので、皮はパリッと、中は驚くほどジューシーに仕上がります。
ふっくらジューシーに仕上げたいなら「蓋あり蒸し焼き」
しっとり柔らかな口当たりが好きな方は、こちらがおすすめ。弱めの中火でじっくりと熱を加え、皮目に焼き色がついたらひっくり返します。ここで、大さじ1~2杯の水か日本酒を鍋肌から回し入れ、すぐに蓋をして弱火で3~4分。
水分の蒸気でふっくらと蒸し上がり、身はホクホクの優しい食感になります。仕上げに蓋を取って水分を飛ばせば、香ばしさもプラスできますよ。
どちらの焼き方でも守るべき共通ルール
どちらの場合でも、焼いている途中でにじみ出てきた余分な脂は、キッチンペーパーで丁寧に拭き取りましょう。これをこまめにすることで、生臭さを防ぎ、煙もグッと減らせます。
このアイテムで解決!煙・臭い・後片付けの悩み
「焼き方はわかったけど、やっぱり煙や洗い物は気になる…」というあなたに、とっておきの秘密兵器を教えます。
それが、フライパン用ホイルです。[amazon_link product=”クックパー フライパン用ホイル”]のような製品が代表的ですね。これ、見た目はアルミホイルですが、表面にシリコーン樹脂加工がされていて、魚が一切くっつかないんです。
普通のアルミホイルだと皮がきれいに剥がれて悲惨なことになりますが(実際、様々な検証記事でも実証されています)、フライパン用ホイルなら、焼き上がりをツルンとお皿に移動できます。脂や焦げがフライパンに直接触れないので、調理中の煙と臭いを大幅にカットし、終わったらホイルを捨てるだけ。フライパンを洗う手間すらゼロになる、まさに革命的アイテムです。
もう煙たくない!調理後までスッキリ「フライパンさんま」の後始末術
「美味しくできたけど、やっぱり部屋に残るあの匂いが…」という方へ、最後に裏技を。
調理後、まだ温かいフライパンに、使い終わった緑茶の茶葉か安い茶葉を適量入れて、煙が出ない程度の火加減で1分ほど空煎りしてください。お茶のカテキンと香りが、空気中の嫌な脂の臭いを分解して包み込んでくれますよ。芳香剤よりもずっと自然で効果的なので、ぜひ一度試してみてくださいね。

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